最期をどこで迎えるか…
みなさんは「死を迎えたい場所」について考えたことがあるでしょうか。
2014年の厚生労働白書では、希望と現実の隔たりが大きいようでした。
自宅で最期を迎えたい方は50%を占めているようですが
「実際に死ぬ場所」では13%にとどまり
逆に18%しか望んでいない病院死が実際には80%に達しています。
自身のことで置き換えてみると
族に看取られて最期を迎えることができれば病院でも自宅でも場所はこだわりませんが
いざ病院に入院したり施設に入居した場合は
自宅に戻りたいと切に思うかもしれませんね。
昨今では高齢化社会に伴い、認知症患者が益々増えていくことが予測されます。
その影響もあるのか、施設を選ぶ人も大幅に増え、その理由としては
家族に介護力がないこと
延命治療を望んでいないこと
子供に面倒をかけたくないから
教育されたプロの人たちに看取ってほしい…などです。
自分の寿命や最期の場所は選べないかもしれませんが
少しでも長く健康に過ごすことができるといいですよね。
わたくしごとではありますが、現在51歳で「人生100年時代」と考えた時に
ちょうど折り返し地点に到着したところです。
残りの人生は楽しく過ごすことは勿論ですが
感謝の気持ちを忘れずに、少しでも社会に貢献できるような人間になれるよう
日々精進していきたいと思っています。