相続専門ふたば行政書士事務所 心ある「想続」になるお手伝いブログ

相続手続きに関する知識やエピソードをご紹介します

 講習会開催

先日、某金融機関より、行員さん向けの講習会の依頼がありまして開催いたしました。

 

少人数だったこともあり終始アットホームな雰囲気で、無事終了しました。

事前に収集していた行員さん方からのご質問等にお答えし

また現場でお困りになっていることなどをお聞きして

こちらも今後の対策などに役立つ情報をいただき

有意義な時間を過ごすごとができました。

 

やはり、これからの少子高齢化に向けて認知症になる前の対策がとても重要ですね…

ということで、遺言書はもちろんのこと、家族信託・任意後見制度・死後事務委任などそれぞれのニーズに合わせた最善の対策をご提案できるよう

当事務所でも今後対応していけるよう、現在準備を進めているところです。

 

実際、まだまだ自分は元気で認知症対策など大丈夫だと

先延ばしをしている方も多いかと思います。

 

ただ、平均寿命と健康寿命は差があり、2016年の厚生労働省の統計では

男性が健康寿命72.14歳、平均寿命80.98歳でその差が8.84年

女性においては健康寿命74.79歳、平均寿命87.14歳で

その差が12.35年もあるとのことです。

それを考えますと、お元気で認知症にならないうちに

ご自身の財産を誰にどのように託したいのかを考えてみることをお勧めします。

私自身もまだまだ先の話しだと思っていましたが

健康でいられる年齢はそんなに長くないのだなぁ…と痛感しました。

 

これからの時代に備え、当事務所でもあらゆるネットワークを生かして

皆様のお役に立てるよう精進してまいります。

エンディングノート

今年に入って初めてのブログになり、すっかりご無沙汰してしまいました…

今更ではありますが、本年も引き続きよろしくお願い致します。

 

さて、今回は数年前から密かなブームになり、ご存知の方も多いかと思いますが

エンディングノートについて触れたいと思います。

 

葬儀社や出版社が発行の中心だったエンディングノートですが

ここ2年程前から自治体や社会福祉協議会が発行する例が目立ってきています。

高齢者を支援する成年後見制度や介護などに役立てる狙いがあり

昨今ではコロナ禍で死が人ごとではない…という意識が広まったことも

あるのではないでしょうか。

 

遺言書と違い、何度も書き直せる手軽さもありますし

その都度家族に伝えたい思いを残すツールとしてお勧めです。

また、お墓の所在地、各種連絡先、利用している金融機関の情報

特に最近ではデジタル遺産といって、ネットバンクを利用している方は

細かい情報を記載しておくことで財産漏れを防ぐことができ

後に残されたご遺族の方にとっても大変助かります。

 

当事務所でも今後の高齢化社会に向けて、また相続の前準備として

残されたご遺族が少しでもスムーズに手続きができるよう

お役に立ちたいとの思いが以前からありました。

現在既存のエンディングノートをリニューアル中でして

今夏には完成したいと考えているところです。

 

現在はコロナ禍でもあり、セミナーはなかなか開催できない状況ではありますが

ゆくゆくはエンディングノートの書き方について

お茶でも飲みながらご年配の方がお気軽に参加していただけるようなものを

開催できればと思っています。

 

今後、随時ブログなどを通してご報告させていただきますので

乞うご期待くださいませ。

 

年末ご挨拶

今年はコロナで始まり、とうとう終息の目途もたたず1年が終わろうとしていますが

皆さまも日々ご不便な生活を送っているのではないでしょうか。

 

街を行き交う人たちのマスク姿にも全く違和感がなくなりましたね…。

むしろマスクをしていない人の方が目立ってしまうご時世になってしまいました。

 

マスクの話しで余談ですが、毎日マスクをする生活が始まってからというもの

歳のせいか口元のまわりが尋常でないほど乾燥しかぶれてしまい

皮膚科で薬を処方してもらったこともありました。

マスクも現在様々な素材のものを試しているところですが

最近着用しているユ〇ク〇のマスクがとても肌触りが良く肌の調子が良くなりました( ´∀` )

また、仕事やプライベートでも外出する機会が減り、自分を含め運動不足になった方も多いかと思います。

今年の初めに受けた健康診断の結果が良くなかったこともあり

ストレッチと筋トレを融合させたオリジナルの運動を作り

寝る前のナイトルーティーンにしています。

(本当に効いているのかは謎ですが、少しお腹が引き締まった気がします)

何をやっても続かない3日坊主の私にしては珍しく11か月もの間

毎日欠かさず続いていて自分でも驚きです。

 

運動以外に今年始めたことがもう一つあります。

今年の8月からふと思い立ってルービックキューブをやり始めました。

これも毎日最低1回は全面そろえるようにしているのですが4か月間続いています。

中学生以来だったのですが、もう一度できるようになりたいな…

となんとなく思っていたところに、老後の脳トレにも効果があれば一石二鳥かも…?

と思い、おばあちゃんになっても続けている自分の姿を想像しては

クスっとしています(笑)

年末年始は静かに自宅で過ごすことになるので、自宅で楽しめることを増やして

充実した日々を過ごせたらいいですよね。

 

今年も一年お世話になりました。

来年もコロナに負けず、皆さまが健やかに素敵な毎日を過ごせるよう

心よりお祈りしています。

来年もどうぞよろしくお願い致します。

法務局での遺言書保管制度について

今回は、今年の710日から施行された法務局での遺言書保管制度について

お話しさせていただきます。

 

これまでは、自筆遺言証書を作成した場合は

自宅などご自身で自己管理をする必要がりましたが

法改正により法務局での保管が可能になりました。

これにより下記の通りさまざまな問題点が改善されました。

 

〇遺言書の紛失・亡失の恐れがなくなる

〇相続人による遺言書の破棄・隠匿・改ざん恐れがなくなる

〇裁判所への検認の必要がなくなる                   などです

  

一番大きなメリットとしては、裁判所への検認が不要になることですが

ここで注意しなければならないことがあります。

遺言書の書き方は法律で定められていて

法律に沿った内容でなければ無効となってしまいますが

法務局では法的に有効かどうかまでのチェックはしてもらえません。

遺言書を作成する上でもっとも重要なことは

法律的に有効なものを作成することですので

この点を考えますと若干費用はかかりますが、やはり公正証書遺言をお勧めします。

作成の際には

遺留分など民法上の問題点はないかどうか…

将来の税金を減らす有効な内容かどうか…

遺言書の内容が人間関係なども含め、スムーズに実現できるものかどうか…など

様々な面で注意が必要です。

また、再婚をされている方、お子様がいらっしゃらないご夫婦

相続人の1人に財産を多く残したい方、財産を沢山お持ちでまだ分け方が決まってない方、などは特に遺言書を作成しておくことをお勧めします。

遺言書は遺言者が認知症になってしまうと作成は困難になりますので

お元気でしっかりとした判断力を持っているうちに作成しましょう。

 

当事務所でも遺言書作成サポートプランをご用意しておりますので

お気軽にお問合せ下さい。

 

余生を生きる

すっかりご無沙汰してしまいましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

このコロナ渦のさなか、不安やストレスを抱えて生活している方が

沢山いらっしゃることと思います。

 

わたくし事で大変恐縮ではありますが、先月母方の祖母が他界しまして

このご時世もあり親族のみでひっそりと葬儀をしました。

103歳と長寿だったことと、老衰だったこともあり親族全員

本当にここまでよく頑張ったね…という気持ちで終始和やかな雰囲気で

葬儀を終えました。

 

人はいつか必ず終焉を迎えますが、祖母は悔いのない人生を生きたような気がします。

(本人に確認したわけではないのですが…)

私の母は働いていたこともあり幼少のころからよく祖母に預けられて育った私は

祖母の家は第二の我が家のような感覚でした。

大人になってからもよく訪問していましたが、いつもニコニコ笑って「よく来たね」と言って、指先が器用で物作りが趣味だった祖母は

いつも自分の作品を私達に配っていたことを今でも覚えています。

そんな祖母は子供・孫・ひ孫みんなからとても慕われていて

自分もそのような最期を迎えたいな…とつくづく感じました。

 

ここ最近は子育てもひと段落し、今後の自分の人生について考える機会が増えました。

自分の余命はあと何年、何十年あるかは授かりものなので予測できませんが…(笑)

やはり悔いのない人生を送りたい、そのためにはどう生きるべきか…と

自問自答している今日この頃です。

コロナ渦の影響で職を失ったり、災害も重なり明日の生活もままならない

地域の方々のことを考えますと、とても心が痛みます…。

自分自身もこの先の日本や世界情勢を考えると不安になることがありますが

こんな時代だからこそ、逆に今までとは違った発想や考えを持つことができるのでは…と前向きに過ごすように意識しています。

 

最後にありきたりではありますが、このような中で働かせてもらえる場所があることに日々感謝し、今自分ができることで少しでも社会や困っている方々にお役に立てたら

との思いで精進して参ります。

                           世界平和を祈りつつ…

 

無料電話相談開催中です

新型コロナウィルスの影響で、全国的に緊急事態宣言が出され

外出もままならない方が沢山いらっしゃることと思います。

 

そこで、当事務所では外出困難な高齢者の方を対象に

5月31日までの期間限定で無料相談を受け付けしております。

 

対象は、相続手続きや相続税申告でお困りのご遺族や

将来を考えて遺言を残したいと考えている方で、相談時間は30分程度で行っています。

 

相続は突然始まることも多い中、このようなご時世でもあり

今後のことで益々不安に感じる方々に

少しでも社会貢献できればとの思いで実施致しました。

 

また、自宅で過ごす時間が長くなり、自分自身とじっくり向き合う時間も増え

これまでのご自身の人生を振り返り

大切な方のためにエンディングノートを書こうと考える方や

さらにご自身の財産整理をしてしっかりと遺言書を残したいと思っていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。

 

そのような方は下記の電話番号にご気軽にお問い合わせ下さい。

 

フリーダイヤル  0120-483-039

 

電話相談には事前の電話予約が必要ですが

面談が可能な方には来所での対応もこれまで通り行っております。

 

さらに、ご相談いただいた方には「遺言書作成のすすめ」と「遺産相続ガイドブック」を無料贈呈していますので、お役に立てましたら幸いです。

 

コロナウィルスが早く終息し、健やかで平和な日々が戻ります事を

職員一同、心よりお祈り申し上げます。

事務所移転のご案内

今年に入って、初めてのブログになります。

大変ご無沙汰しておりまして、失礼しました…。

 

今年に入って、平穏な日々もつかの間、新型コロナウィルスの話題でもちきりですね…

国内だけでなく世界的にも猛威を振るって、とうとう東京オリンピックも延期になってしまいました。

大変残念ではありますが、人の命を優先する状況で、いたしかたないですね…。

 

わたくし事で恐縮ですが、娘がこの春大学に進学予定でして、高校の卒業式も参加できす大学の入学式も中止になりました。

この春、卒業と進学を迎える保護者の皆さまは、人生一度の我が子の晴れ舞台を

見ることができず、落胆も大きいかと心中お察し致します。

特に、小学生・中学生は成長が著しく、涙なしには語れない時期なので、

私自身も経験して痛感しております。

ただ、そんな中でも子供が健康で過ごしていることに感謝しつつ、

数年、数十年経って振り返った時に、逆に一番思い出深い年になるのでは…

と思っています。

 

さて、前置きが長くなりましたが、弊社旭川事務所が4月13日(月曜日)より、

下記の通り新事務所で営業を開始することになりました。

    旭川市2条8丁目144-2 旭川2条通ビル 7階

    ※行政書士事務所の電話番号は今まで通り0166-73-9033です。

 

相続のご相談はご高齢の方が多く、バスを利用する方は現在の場所よりご来所いただきやすくなると思います。

早くコロナウィルスが終息し平穏な日々が戻るよう祈りつつ、今自分が社会に貢献できることに全力を尽くし、お役に立てるよう努めてまいりますので、今年もどうぞよろしくお願い致します。