エンディングノート
今年に入って初めてのブログになり、すっかりご無沙汰してしまいました…
今更ではありますが、本年も引き続きよろしくお願い致します。
さて、今回は数年前から密かなブームになり、ご存知の方も多いかと思いますが
エンディングノートについて触れたいと思います。
葬儀社や出版社が発行の中心だったエンディングノートですが
ここ2年程前から自治体や社会福祉協議会が発行する例が目立ってきています。
高齢者を支援する成年後見制度や介護などに役立てる狙いがあり
昨今ではコロナ禍で死が人ごとではない…という意識が広まったことも
あるのではないでしょうか。
遺言書と違い、何度も書き直せる手軽さもありますし
その都度家族に伝えたい思いを残すツールとしてお勧めです。
また、お墓の所在地、各種連絡先、利用している金融機関の情報
特に最近ではデジタル遺産といって、ネットバンクを利用している方は
細かい情報を記載しておくことで財産漏れを防ぐことができ
後に残されたご遺族の方にとっても大変助かります。
当事務所でも今後の高齢化社会に向けて、また相続の前準備として
残されたご遺族が少しでもスムーズに手続きができるよう
お役に立ちたいとの思いが以前からありました。
現在既存のエンディングノートをリニューアル中でして
今夏には完成したいと考えているところです。
現在はコロナ禍でもあり、セミナーはなかなか開催できない状況ではありますが
ゆくゆくはエンディングノートの書き方について
お茶でも飲みながらご年配の方がお気軽に参加していただけるようなものを
開催できればと思っています。
今後、随時ブログなどを通してご報告させていただきますので
乞うご期待くださいませ。