相続専門ふたば行政書士事務所 心ある「想続」になるお手伝いブログ

相続手続きに関する知識やエピソードをご紹介します

ラッキーデー

みなさん、ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしたか。

 

私は前回のブログでも書きましたが、断捨離にはまり

ほとんど家のガラクタ処分をしていました、が…。

久々にテンションが上がる出来事がありましたのでアップしたいと思います。

 

娘がディズニー映画・シンデレラを見に行きたいと以前から言っていたので

子供の日に映画を見にイオンモールに行ったところ

たまたまですがお笑いライブを開催していました。

我が家はみんなお笑い好きなので、せっかくだからと

2回目のライブの整理券をもらい参加しました。

その日来ていたのは、数年前に大ブレイクしていたはんにゃというコンビでした。

ご存知の方も多いと思いますが、残念ながらもうブームは去ってますね…(;^ω^)

 

30分ほどのライブの後、生サイン入りの色紙をじゃんけん大会で

勝ち残った5名にプレゼントするというサプライズ…?

ってほどではありませんが企画があり

いつもはじゃんけんに弱気な私も何故かこの日は何とかゲットしたい

と強く思いました。

 

なんとその結果、その5名に残り色紙を手渡しでもらい

握手までさせてもらいました。

お笑いに興味のない方にとってはなんてことないエピソードですよね…(笑)

 

私はあまりの嬉しさに映画の感動も吹き飛び、家に戻ってからも

嬉しさの余韻にずっとひたっていました。

 

少し真面目な話しになりますが、今回のできごとで少し感じたことがあります。

何事も初めから諦めてしまうと幸運は訪れないのではないのかなと…。

私は今までずっと自分はじゃんけんが弱いのできっと勝てないと

ネガティブに考えていたので、いつもすぐに負けていました。

でも今回は勝ちたいと強く思う事でどうしたら勝てるのか

冷静に考え分析してみたのです。

必ず「最初はグー」から始まりますよね、その後ほとんどの人は

パーかチョキを出したくなるのでは…。それならチョキを出せば勝てるかな?

 

1回戦では、ある芸人さんがパーを出したので2回戦では別な芸人さんは

チョキをだすのではないかな…と考えながらじゃんけんを続けていきました。

勝ち残った後、テンションが上がってしまい

娘いわく「お母さんだけ舞い上がってちょっと恥ずかしかったよ…」と

またまた娘からの辛口トークでしたが

何事にもポジティブな発想を持つことで道が開けるように感じた1日でした。

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春の恒例大掃除

 

我が家では、毎年この季節に年末大掃除…もしくはそれ以上の大掃除をしています。

というのも子供の家庭訪問があり、日ごろからきれいにしている我が家は

大忙しです…汗。

 

外回りと庭の清掃(ここは夫の担当ですが)・窓ふき・整頓などなど…

けっこうな重労働ですね。

家族の協力もあり、昨日娘の担任の先生がいらして

無事に家庭訪問が終わりホッとしているところです。

毎年、この行事のお蔭で春の大掃除ができていましたが

今年で最後になってしまい来年からはどうなることやら…。

 

この仕事を始めてからふと思うようになったのですが

数年に一度でもいいのでいらなくなった身の回りのものを

処分しておく必要があるかな…と。

元々整頓好きできれいにしている人は意識しなくても大丈夫かと思いますが

私のようになかなかものが捨てられないタイプの人は要注意ですよね。

物置やタンスに何でもしまい込んで、どんどんものがたまっていってしまいます。

整頓してもすぐにぐちゃぐちゃになってしまうのです。

この先自分に何かあった時に、残された子供をはじめ

遺族にとって遺品整理は大変な労力とストレスではないかと感じました。

また、なかなか処分しにくく困ってしまうのではないでしょうか。

 

「断捨離」という言葉が数年前に話題になりましたね。

断捨離は不要なモノを捨てるだけでなく、不要な考え方を捨てることで、部屋がきれいになるだけでなく、以下の効果もあるようです。

・仕事の効率が上がる

・前向きになる

・人間関係がよくなる

・お金が貯まる

・自由な時間が増える

・健康になる

・運気が上がる(風水にも良い)

当時はあまり興味がなかったのですが、今更ながら実践してみようと思いました。

実践できれば年末大掃除のストレスから解放されるかな…(笑)

柑橘のおじいちゃん

 先日、今年の最初に相続手続きが終了したお客様が来所してくださり

地元から送られてきた旬の柑橘をひと箱差し入れしてくださいました。

 

そのおじいちゃんは四国出身の方で、旬の柑橘が地元から届くたびに

事務所にわざわざ届けてくれて、今回で3回目になります。

案件が終了したのにも関わらず、いつも事務所に差し入れをしてくださり

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

手続きのご依頼があり、始めてお会いしたのが昨年の夏でした。

ご自宅にお伺いする度に、おやつと地元の美味しい手作りのはちみつで

紅茶をいただきながら、雑談をさせていただいてました。

甘味ものと紅茶が大好きな私にとってとても幸せで楽しいひと時でした。

 

そのおじいちゃんはとても苦労した方で、中でも印象的なのが

幼少のころ大きな地震に遭遇し、兄弟の中で一番上だったこともあり

逃げ遅れてしまい、自宅が潰れた時にはまだ家の中に置き去りになっていたのですが

たまたまがれきの隙間にいて助かったそうです。

その後、北海道に移り住んでから何事もなく過ごしていたのですが

心臓発作で数年前に倒れて、あと少しでも治療が遅れていたら

助かっていなかったそうです。

その後遺症で心臓が半分機能していないらしく、運動はもちろんのこと

食事や私生活でかなりの制限があるようでした。

そんな自分のエピソードを何気なく話していたこのおじいちゃんの

生命力の強さをいつも感じていました。

 

私は相続の手続きを通して、お客様と雑談を結構しますが

本当に苦労の多い時代に生きてきた方が多く

自分の苦労なんかは苦労のうちに入らないな…といつも反省してしまいます。

今はとても恵まれた時代なのだなと幸せをかみしめながら

日々過ごさなければと思っています。

 

はちみつと柑橘を食べる度にこのおじいちゃんの事を思いだしながら…。

戸籍謄本について

今回は、相続人を確定するために必要な手続きについてお話したいと思います。

 

相続が開始したら、まず始めに相続人を確定する必要があります。

そのためには、お亡くなりになった方(被相続人さま)の出生から死亡までの連続した戸籍謄本を取得しなければなりません。

相続人が第一順位であるお子様の場合は比較的簡単にそろいますが

お子様がいらっしゃらなく、御両親も他界している場合は

第三順位のご兄弟が相続人になります。

その場合は戸籍の収集が大変複雑になってしまいます。

そのご兄弟が既に亡くなっている場合、代襲相続といってそのお子様(被相続人さまからみて甥・姪)が代わって相続することになるからです。

 

金融機関で払い戻しをする際の必要書類は、おおむね下記の通りになります。

被相続人さまの出生から死亡までの戸籍謄本

・ご両親の出生からの戸籍謄本

・すでにお亡くなりになっているご兄弟の死亡までの戸籍謄本

・相続人全員の戸籍謄本・印鑑証明書

収集の際、転籍しているケースが多々あり、書類を揃えるだけでとても多くの時間と手間がかかります。

また代襲相続によって、相続人数がかなり増えてしまい手続きが大変になってきます。

 

ただ、上記の手間をかけずに手続きを進める方法があります。

公正証書の遺言書を作成し、その際に遺言執行者を指定しておく事です。

遺言執行者に指定された人は、相続財産の管理やその他遺言の執行に必要な一切の行為をする権利義務を持つことになります。

相続人や受遺者などの利害関係人でもなる事ができますが、場合によってはもめてしまうケースがありますので、慎重に選ぶ必要があるかと思います。

 

紛争に発展しそうな心配がある場合は、専門家に依頼することをお勧めします。

 

再会

先月、某スーパーで学生時代の同級生にばったり会ったのがきっかけで、

ちょうど仕事の件で相談したいこともあり、その数日後一緒にランチをしました。

彼は損害保険代理店の営業マンとして長年働いていて、

ランチをした当日も、ここに来る前に大口の案件が決まった

と言ってとてもご機嫌でした。

昔から変わらずバイタリティーがあって、自分ももっと頑張らないとな…

といい刺激を受けました。

色々な話しをした中で、彼はとても興味深い事を言っていました。

将来、自動車の運転も全てコンピューターで操作できるようになるから

事故もなくなり損害保険に加入する人がいなくなるだろう、と。

数か月前にテレビで見たことがありましたが

ほんとに運転席に座っているだけで目的地に到着することができる時代がくるようです。

私はもともと運転が苦手で、眠くなるタイプなので

こういう時代がきたら自動車の運転も苦痛にならないし

家族も安心できるのではないでしょうか。

コンピューターも完璧とは言えないとは思いますが

飛行機事故と同じくらいに事故率が低くなることを願っています。

 

余談ですが、その彼が以前は少しふくよかだったのですが

かなりスッキリしていました。

ダイエットをしていたらしく、色々な事を教えてくれました。

摂取カロリーと肥満は関係ないらしく、お肉を食べても太らないそうです。

糖質が一番太るようで、炭水化物・糖分のとりすぎが良くないようです。

カロリーばかり気にしていた私はとても驚きましたが

甘味好きの私には厳しいかな…(笑)

 

学生時代の友は久しぶりに再会しても

時間の隔たりを感じないで、一瞬にして青春時代に戻れますね。

思い出話しに花が咲いて…。

とても楽しい時間を過ごすことができ、今後もお互い仕事を通して

いい関係を続けていけたらいいなと感じました。

 

相続セミナー ③遺留について

週の金曜日、また某葬儀屋さんのイベントで当事務所の代表が講師を務めさせていただき、20名の方が参加してくださいました。

皆さん熱心に聞き入ってくださり、お役に立てた実感がしました。

 

今回は前回のブログでも予告していましたが、遺留分についてお話ししたいと思います。

遺留分とは民法で定められている一定の相続人が最低限相続できる財産の事を言います。

 

基本的には亡くなった人の意志を尊重するため遺言書の内容は優先されるべきですが、

全くの他人が財産の全てを取得できるのでは、残された家族はあまりにもお気の毒ですよね。

そこで、遺留分として法定相続分の半分が保証されています。が…

一つ注意が必要です。配偶者・子供・父母は保証されていますが、第3順位にあたる兄弟姉妹は保証されていません。

亡くなった方がおひとりだった場合や、子供がいらっしゃらなかった場合、兄弟姉妹が相続人になり、当事務所でも第3順位での相続手続きは何度かありました。

遺留分以外にもさまざまな面で複雑・煩雑になります。

遺言書の作成は、ご自分の意思を残しておくためにも大変有効で良い手段だと思いますが、上記の通り遺留分を考慮した遺言書を作成しておく事をお勧めいたします。

 

相続する側、される側 それぞれの思いや考え方がありますが、ご遺族の方々にとっても後味の悪い相続は避けたいですよね…。

 

これから相続を迎えるみなさんがスッキリした 爽続 ができますように…。

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相続セミナー② 保険金について

先日、某金融機関さん主催の相続セミナーで

当事務所の母体になる税理士法人代表の西が講師を務めさせていただきました。

 

セミナー参加人数は24名で、セミナー後に若干の質問コーナーを設けさせていただき

無事に終了しました。

 

今回はセミナー内容の中から生命保険金についてお話ししたいと思います。

保険契約内容により、かかってくる税金が異なりますが

亡くなった方が保険料を負担し、妻などの法定相続人が受取人になっていた場合

みなし相続財産となり課税の対象になります。

ただし、死亡保険金については、基礎控除とは別枠で500万円×法定相続人の数が

非課税になります。

さらに、民法では保険金を受け取った人の固有の財産になり

遺産分割や※遺留分の対象にならないというメリットがありますので

亡くなった方が特定の人に現金を渡してあげたいという意志を

かなえる手段としても良いと思います。

また、生前贈与の対策としてもとても有効で

保険を活用している方も沢山いらっしゃるようです。

 

ある程度の資産があり、相続税申告の対象になりそうな方は

さまざまな方法での節税対策をお勧めいたします。

 

 ※ 残された家族への最低限の財産保証のことです。

次回のブログにて詳しい内容をお話しする予定ですので是非ご覧ください。

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