相続専門ふたば行政書士事務所 心ある「想続」になるお手伝いブログ

相続手続きに関する知識やエピソードをご紹介します

今年1年を振り返って…

今年も早いもので、あと数日で終わろうとしていますね。

特に今年は私事でバタバタしまして、あっという間の一年でした。

毎年ブログで自分の気持ちを綴ってきましたが、今年はどんな一年だったかな…と

振り返ってみました。

公私ともに充実した毎日でしたが、仕事の面では、今まで経験したことのない

複雑な案件をいくつかさせていただきました。

大変ではありましたが、私自身スキルアップにつながり、今までの経験を生かして

今後も相続手続きでお困りの方々のお役に立てましたら幸いです。

 

先日、民事信託(家族信託)についてお話しましたが

その後メディアで特集をしていたこともあって

興味を持たれている方もけっこういらっしゃるようです。

 

当事務所でも定期的に研修をしていますが、昨日は事務所内で相談会も行いました。

まだまだ北海道ではなじみのないものではありますが

これからの超高齢化社会に向けて信託法はとてもお役にたつものと確信しています。

 

先日の社内研修で興味深かったお話をひとつさせていただきます。

実は戦国時代の武将、徳川家康がこの民事信託のような方法で260年という長い年月を途絶えずに続けることができたそうです。

家康の想いは、将軍は長男もしくは直系親族で相続してほしいが

万が一宗家が途絶えたら御三家から将軍をたてて欲しい

将軍が幼少などで頼りない時は優秀な側近がサポートしてほしい

などなど細かい相続を指示していたそうです。

 

とても分かりやすい例で、なんとなく理解しづらい信託法ですが、皆さんもイメージしやすいのではないかと感じました。

相続財産のある方で今後自分の資産をどのように引き継いでいきたいのか

とお悩みの方は皆さん自身が家康と同じ立場になるという事ですね。

当事務所ではその方々のサポートを少しでもできるよう、精進してまいります。

 

それでは皆様が健康で良いお年をお迎えできます様、心よりお祈り申し上げます。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。