余生を生きる
すっかりご無沙汰してしまいましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
このコロナ渦のさなか、不安やストレスを抱えて生活している方が
沢山いらっしゃることと思います。
わたくし事で大変恐縮ではありますが、先月母方の祖母が他界しまして
このご時世もあり親族のみでひっそりと葬儀をしました。
103歳と長寿だったことと、老衰だったこともあり親族全員
本当にここまでよく頑張ったね…という気持ちで終始和やかな雰囲気で
葬儀を終えました。
人はいつか必ず終焉を迎えますが、祖母は悔いのない人生を生きたような気がします。
(本人に確認したわけではないのですが…)
私の母は働いていたこともあり幼少のころからよく祖母に預けられて育った私は
祖母の家は第二の我が家のような感覚でした。
大人になってからもよく訪問していましたが、いつもニコニコ笑って「よく来たね」と言って、指先が器用で物作りが趣味だった祖母は
いつも自分の作品を私達に配っていたことを今でも覚えています。
そんな祖母は子供・孫・ひ孫みんなからとても慕われていて
自分もそのような最期を迎えたいな…とつくづく感じました。
ここ最近は子育てもひと段落し、今後の自分の人生について考える機会が増えました。
自分の余命はあと何年、何十年あるかは授かりものなので予測できませんが…(笑)
やはり悔いのない人生を送りたい、そのためにはどう生きるべきか…と
自問自答している今日この頃です。
コロナ渦の影響で職を失ったり、災害も重なり明日の生活もままならない
地域の方々のことを考えますと、とても心が痛みます…。
自分自身もこの先の日本や世界情勢を考えると不安になることがありますが
こんな時代だからこそ、逆に今までとは違った発想や考えを持つことができるのでは…と前向きに過ごすように意識しています。
最後にありきたりではありますが、このような中で働かせてもらえる場所があることに日々感謝し、今自分ができることで少しでも社会や困っている方々にお役に立てたら
との思いで精進して参ります。
世界平和を祈りつつ…